【ビジネス】ノートの取り方に悩んでいる人へ【学生でも使える】

ノートの取り方

今日はノートの取り方について書いていきます。

 

メインターゲットはビジネスマンで、一応学生の方も参考になる内容じゃないかと思います。

 

困る

日々の仕事でノートを取っているけど、見返すこともないし、後から読んでも何を書いているのか自分でも分からない・・・

 

このような悩みを持たれている人は、ぜひこの記事を読んでノートの取り方を見直してみてください。

 

ノートはただ言われたことを書きとめるだけのものではありません。

自分の思考をブラッシュアップさせ、仕事の効率を高めるのに必須のツールなのです。

 

論理的な思考ができるノート。

打合せや会議で要点を押さえたノート。

 

このようなノートを取る方法を解説していきます。

ノートの取り方や書き方について悩んでいる人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

広告

ノートはビジネスマンこそ使いこなすべき

「ノートを取る」と聞くと学生の授業をイメージしてしまいがちですが、会社員もかなりノートを取る機会が多いです。

もし、会社員の方でノートを持っていない、という方がいれば今すぐにでもノートを買いに行くべきです。

 

ノートはビジネスの成果を最大限まで高めてくれる強い味方です。

 

ノートを取る目的とは?

まず、ノートを取る目的を改めて考えてみます。

 

パッと思いつくのは次の2つでしょうか。

・セミナーや講習の内容を後から見返すため

・打合せや会議の内容を後から見返すため

 

気付かれた方もいると思いますが、どちらの目的にも共通の内容が含まれていますね。

「~後から見返すため」という内容です。

 

ノートとは書いた内容を未来の自分が振り返れるように書くものなのです。

当たり前じゃないかと思われるかもですが、この目的は意外と忘れがちなのでしっかりと意識しておいて下さい。

 

ミスが少なくなる

ノートの取り方を変えるだけでミスが少なくなります。

 

そんな簡単にミスが無くなれば誰も苦労しない、と思うかもしれませんが、実際に私もノートの取り方を変えてから、仕事上でのミスは少なくなりました。

その理由は色々あると思うのですが、一番大きな理由は「自分の思考を整理できる」ということだと思います。

 

この後で説明するノートの取り方を行えば、論理的な思考の元でノートを取ることができるので、「今考えていること」、「この後やらないといけないこと」、「確認すべきこと」といった重要な事項を整理することができます。

 

ノートは3分割して使う

具体的なノートの取り方の説明をしていきます。

 

まずは一番大事なことから。

ノートは惜しまずに広々と使いましょう。

余白はどんどん入れて、後から追記ができるようにしておくといいです。

余白を入れずにたくさんの情報を書き込んでいるノートは、読みづらく後から読み返す意欲を削いでしまいます。

 

後から読み返した時のことを意識しながらノートを取るのがポイントです。

 

ノートは横向きにして使う

私はB5のノートを横向きにして見開きで使っています。

人間の眼は横に並んで付いているので、横向きの方が情報が頭に入ってきやすくなっています。

テレビやパソコンも横長ですよね。

 

ノートは3分割(見出しを入れると4分割)して使います。

こんな感じ。

ノートの取り方

 

上段数センチのところで横線を引き、上の部分を「見出し」と「ポイント」とします。

下部分は画像のように3分割して、左から「事実」、「思考」、「アクション」と分類します。

 

打ち合わせや会議の時は、決まった内容や会話の内容を「事実」エリアにどんどん書いていきます。

そして、自分の頭で考えたことや疑問点などを「思考」エリアにメモします。

 

これで会議の内容と自分が考えた内容はノートにまとまっていきます。

その上で、この後自分が取るべきアクションを「アクション」エリアにタスクとして書き込んでいきます。

 

「アクション」の内容は自分が考える場合もあれば、会議の中で自分のやるべき仕事が割り当てられることもあると思います。

そこは大きな問題ではありませんので、この会議の後、自分が取るべき行動をできるだけ具体的に落とし込んでいきましょう。

期限も一緒に書いておくと、漏れやミスの軽減につながると思います。

 

最後にこのページに書いた内容に「見出し」と「ポイント」を付けます。

「見出し」はブログのタイトルのようなものなので、一目で何について書いているのか分かるようにします。

少しインパクトをつけたキャッチーなコピーを考えると、より印象に残っていいですね。

 

「ポイント」は後になって最低でもここを見れば要点は押さえられるようにまとめます。

ノートに書いた内容をしっかりと理解していないと要点を押さえたポイントは書けないので、ここで自分がどれくらい内容を理解しているかのチェックにもなります。

 

 

このノートの取り方をすると、自分でもびっくりするぐらい頭がスッキリします。

余白を適度にいれておくことで、視覚的にも分かりやすいノートになりますので、後から見返した時もスッと当時の状況が頭に入ってきます。

この感覚は実際に体験してもらわないと伝わらないと思いますので、ぜひ試していただきたいですね。

 

ちなみにノートはコクヨの5mm方眼ノートを使っています。

B5であればどのノートでも大差はないと思いますが、コスパで考えるとやはりコクヨは強いです。

 

ノートを縦で使う場合も3分割

A4のノートの場合は、横にして見開きで使用するとかなり広いスペースになります。

さすがに広すぎて手に余る・・・と感じる場合は、縦で使いましょう。

 

ただし、縦で使う場合も3分割は忘れずに。

こんな感じ。

ノートの取り方

 

コーネル式ノート術でも使われている取り方なので、知っている人も多いかもしれません。

基本的な考え方は上で説明した横見開きの取り方と同じです。

「事実」を書いて、「自分の考えや疑問」をメモって、「要約」にまとめる。

 

A4縦のノートでは一番下の部分を「要約」エリアとしていますが、「アクション」と置き換えてもらっても問題ありません。

その打ち合わせの議題に合わせて使い分けてもらえればOKです。

 

私が使っているA4ノートはこちら。

現在はB5とA4のノートを用途に応じて使い分けて使用しています。

重要な会議などしっかりした思考が必要な場合はB5横向き。

ちょっとした打ち合わせなどはA4縦。

といった感じです。

 

頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

私はこの本と出会ってノートの取り方について真剣に考えるようになりました。

上で説明した3分割法も、この本に書いている内容を自分なりに少し改良したものになります。

この本は方眼ノートのメリットを熱く語っていますが、ノートの取り方そのものという観点でも素晴らしい良書だと思います。

学生の頃にこの本と出会っていたかったと強く感じる1冊です。

 

後はひたすらノートを取るべし!

ノートの取り方が分かったら、後はひたすらノートを取ってください。

 

習うよりも慣れろ、という言葉がありますが、机上でいくら理解したつもりになっても行動しないとほとんど身につきません。

特にノートの取り方を変えるということは、そのノートを使って仕事の成果を上げることが最重要目的です。

いくらノートの取り方を勉強しても、実践して効果を出さないと宝の持ち腐れですよね。

 

なので、これからはありとあらゆる場面で、上で説明した3分割法を使ってノートを取ってみてください。

会議、打ち合わせ、セミナー、自分だけでの考え事・・・

ノートを取る機会は探せばいくらでもあります。

 

その1回1回で「事実」「思考」「アクション(要約)」というエリアを意識してノートを取っていきます。

慣れるまでは大変かもしれません。

普通にメモを取るよりもたくさんのことを考えながらノートを取る必要があるので。

 

しかし、続ける内に自然と3つのエリアを意識しながらノートを取れるようになってきます。

これはインプットした打ち合わせの内容を、頭の中で整理してアウトプットするスキルが身についてきたということです。

 

このスキルはものごとを論理的に考える思考につながってきますので、ノートの取り方以外の場面でも必ず役に立ってきます。

論理的思考は今やビジネスの最重要スキルとまで言われています。

 

ノートの取り方を変えるだけで、ビジネスのスキルもアップする。

こんな美味しい話はありませんよね。

 

まとめ

ノートの取り方は上手い人と下手な人の差がはっきりと出る分野です。

しかし、普段の生活の中で他人とノートの取り方を見せ合う場面はほとんどありません。

なので自分のノートの取り方が上手いのか下手なのか、判断できずにズルズル来てしまっていることが多いです。

 

後、人間は忘れる生き物です。

どんなに記憶力がある人でも、半年前の打ち合わせ内容を詳細に覚えている人はいないでしょう。

しかし、論理的な内容でノートを取っていれば一瞬でその時の状況がよみがえり、自分がその時何を考え、どう行動したのかがすぐに分かります。

些細なことでもノートを取る習慣をつけていれば、いろいろな場面で役に立つと思います。

 

ノートを取る機会は皆さんが予想している以上に多いですよ。

ぜひ一度試してみてください!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次の記事でまたお会いしましょう!

 

 

広告