システム手帳の活用法について悩む必要は無い理由を説明します

2018-09-10

考える

システム手帳を使いだしてしばらく経つけど、スケジュール・タスク管理くらいでしか使っていないな・・・ 現状、別に不満はないけど、もっと効率的な使い方がありそうな気がする。
システム手帳をバリバリ使いこなしている人はどんな活用法を使ってるんだろう?

 

こうした悩みについて答えます。

 

結論から言うと、システム手帳の活用法に正解なんてありません

 

理由は単純で、他の人の活用法があなたに合うとは限らないからです。

システム手帳の利用シーンは人によってバラバラ。 

利用シーンが違うのに同じ活用法を使っても、うまくいくわけありませんよね。

 

他人の活用法を参考にするのはいいことですが、その活用法を盲目的に信じてしまうのは危険です。

システム手帳に限りませんが、他の人の意見は一旦受け入れて、その内容を自分なりに噛み砕いた上で活用することが大切です。

そうしないと、自分の頭で考える能力がドンドン低下して、何も自分で決められない人間になってしまいます。

 

とはいえ、システム手帳を使っていると「もっといい活用法があるのではないか・・・」と、ついついリサーチしてしまいますよね。

実際、私もそうでした。

今でこそ、手に入れた活用法を自分なりにアレンジして使っていますが、始めはノウハウを詰め込みすぎた肥大システム手帳を持て余していました。

 

今回は「システム手帳の活用法に正解はない」ということと、「自分に合った活用法の見つけ方」について詳しく説明していきます。

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システム手帳の活用法に正解は無い

 

まずは、システム手帳の活用法に正解は無いという理由を解説します。

理由は3つ。

・人によって背景、状況、環境は全然違う

・この世界に完成形というものは存在しない

・自分を取り巻く環境は常に変化する

 

順番にみていきましょう。

①:人によって背景、状況、環境は全然違う

当たり前すぎますが、この世の中にあなたと同じ人は1人もいません。

 

仕事内容、置かれている環境、育ってきた背景・・・

どれを取っても全く同じということはあり得ないですよね。

 

ネットに溢れかえっているシステム手帳の活用法を眺めていると、「世の中にはこんな独創的でカッコいい使い方をしている人がいるのか!」と驚くことがあります。

しかし、よく考えてみるとわかるのですが、その活用法を書いている人がどんな生活をしているのか知らないですよね。

少なくともあなたと全く同じということはないはずです。

 

システム手帳を使う場面や、システム手帳に求めているものが違うのに、活用法だけ同じものを使う。

冷静に考えると、明らかに無理がありますよね。

 

Aさんがおすすめするシステム手帳活用法は、Aさんに合うものであって、あなたに合うとは限らないということを理解しておいてください。

 

②:この世界に完成形というものは存在しない

ちょっと話が大きくなりますが、この世の中に「完成形」「完璧」というものは存在しません。

人間は100%完璧な生き物ではないので、その人間が考え、作り出したものも「完成形」「完璧」にはなりません。

人間がここまで発展してこれたのは、そのことを理解している唯一の生き物であり、何回失敗しても、常に試行錯誤して改善してきたからだと思います。

 

話をシステム手帳に戻しまして・・・

システム手帳の活用法なんて、「完成形」が無い代表的な例です。

 

上の①にも通じるものがあるのですが、使用シーンが人によってバラバラなので、「これが完璧な活用法!」と決めることは不可能でしょう。

ネットを見ていると色々な活用法が出てきて、あれもこれもと手を出したくなりますが、完璧なものを作りたくなります。

しかし、いくら素晴らしい活用法を組み合わせても、必ず完成形にはならないのです。

 

システム手帳活用法の完成形を求めるのではなく、自分に合った活用法を常に探すようにした方がいいです。

 

③:自分を取り巻く環境も常に変化する

 

システム手帳はその使用シーンによって使い方や求めるものが大きく変わります。

毎日たくさんの顧客を相手にする営業マン・・・スケジュールをしっかり管理する必要がある

社内でシステム開発を行うシステムエンジニア・・・タスク管理やプロジェクト管理の機能をシステム手帳に求める

 

そして、あなた自身の使用シーンも時間の経過とともに変化していくはずです。

ひたすら上司の指示で仕事をしていた新入社員の時

中堅社員となってある程度自分の裁量で仕事ができるようになった時

管理職となって部下を管理する必要が出てきた時

 

その時、その時でシステム手帳に求める機能も変わっていくはずです。

また、転職して仕事内容がガラッと変わった時などもシステム手帳の使い方が大きく変わるタイミングですね。

 

システム手帳の活用法は固定するものではなく、使用シーンに応じて見直していくものと考えておきましょう。

 

使わないと自分に合うシステム手帳活用法が見つかるわけがない

 

システム手帳の活用法を知りたい場合は、あれこれ悩む前にとにかく使ってみることをおすすめします。

POINT

とにかく「書いて」「見て」、システム手帳を使い倒してみてください。

 

使っているうちに、ぼんやりと自分に合う使い方が見えてきます。

細かく書き込むのが好きなのか、ざっくり書くのが好きなのか、とか。

 

リフィルの新調もやり過ぎない程度に、どんどんやってみるのがいいです。

まずは試してみることが大切です。

システム手帳のおすすめリフィルについては、システム手帳バイブルサイズでこれだけは入れておきたいリフィルを紹介!にまとめていますので、よかったらどうぞ。

 

注意点として、何も考えず惰性的に使うのではなく、改善点を常に意識するようにしてください。

新しい使い方を思いついたら、とにかく試してみましょう。

 

世の中には「この人、天才か!?」と思うような素晴らしい発想を持っている人がたくさんいます。

しかし、紹介されている活用法をそのまま使っても、「どうも自分に合わない・・・」と感じることが多くあります。

 

その原因は、上で書いたように使用シーンが違うから。

システム手帳を使う状況や環境が違うのに、活用法だけ同じものを使っても上手くいくはずがありません。

 

自分に合う活用法を見つけたければ、手に入れた活用法を何も考えずに使うのではなく、自分なりに工夫しながら使いましょう。

 

他人のシステム手帳活用法を見るのは楽しい

 

ここまで、システム手帳の活用法に正解なんてないということを書いてきました。

正解のないものに、悩み考えるのは時間の無駄なので、とにかく使って自分に合う使い方を探すことをおすすめします。

 

とはいえ、他の人の活用法を見ることを否定しているわけではありません。

むしろ積極的にチェックしていいと思います。

 

これは私だけかもしれませんが、他の人のシステム手帳活用法や使い方を見るのがとても楽しいです。

今でも暇があれば「システム手帳 活用法」でググってしまいます。

色々な人の活用法を見ることで、新しい発想が生まれることもたくさんありましたので、結構おすすめです。

 

「すべて創造物は模倣から始まる」という言葉があるように、世の中の「オリジナル」と呼ばれるものも必ず何か元となるネタがあります。

システム手帳の活用法も同じで、他の人の活用法をアレンジして自分のモノにしてしまうと効率がいいです。

 

何度も書いていますが、手に入れた活用法を自分なりにアレンジすることが大切です。

自分の使用シーンをよく考えて、いいところだけをピックアップするイメージで自分のモノにしてしまいましょう。

 

まとめ

システム手帳の活用法はない、という話でした。

 

厳密に言うと、活用法がないのではなく、他人の活用法はあてにならないということです。

他の人が考えた様々なシステム手帳の活用法を、自分の使用シーンに合わせてアレンジして使っていくのがいいと思います。

» 参考:システム手帳の使い方と使用しているリフィルを紹介します!

 

何度も書いていますが、一番大切なのはシステム手帳を使うことです。

あれこれ悩んだり考えたりして、結局使えないというのが一番もったいないですので。

使っていくうちに、自然と自分に合うシステム手帳の活用法に出会えると思います。

後はその活用法をベースに、アレンジを加えていくだけです。

 

明日から、どんどんシステム手帳を使っていきましょう!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次の記事でまたお会いしましょう!

 

 

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