囲碁の棋譜【本因坊秀策】感想を書いてみる〜その16

本因坊秀和との対局です。

 

これまで秀和とは3子の対局しかありませんでしたが、今局は2子局です。

 

この時の秀和は既に本因坊家の跡目であり、22歳で七段の打ち盛り。

その秀和に対して2子で打てるというのはとても凄いことなのです。

 

この時、秀策は13歳。

素晴らしい先輩棋士が同門ですぐ近くにいたことは秀策にとって、とても幸運だったと思います。

 

それでは早速対局の方を見ていきましょう!

 

 

秀和が先輩としての貫禄を見せつけた1局でした。

 

普通2子局の白番だと、自分の石が薄くても若干無理気味に打ち進めることが多いですが、この碁はそういうシーンがあまりありませんでした。

確かに打ち込んでいって攻められる場面はあったのですが、黒が攻めの利益をあまり得ることができない碁形にされていたように感じます。

どこまでが秀和の読み筋かは分かりませんが、おそらくずっと初めからそういう形に持っていくように打っていたのだと思います。

 

さすがの秀策もこの内容には感服したかもしれません。

しかし、兄弟子である秀和は秀策が上に登っていくためには必ず超えなければならない壁なのです。

 

 

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