【第56期囲碁十段戦第2局 】井山十段が激戦を制して2連勝!タイトル防衛に王手!

3月22日に「第56期十段戦第2局」が行われました。

 

第1局は井山十段の先勝でした。

 

第1局との間に井山十段はワールド碁チャンピオンシップ2018での敗戦がありました。

相手が世界トップクラスの韓国、朴廷桓九段とはいえ、完敗に近い内容での負けだったため、精神的にも辛いものがあるかもしれません。

井山十段も局後のインタビューで、最近は納得のいく内容の碁が打てていない、と答えていたようです。

 

たとえ敗れたとしても、自分が納得できる内容の碁が打てていれば精神的ダメージは小さいものです。

囲碁は見た目以上に精神的な影響が大きいゲームです。

僅かな技術の差の中で、精神的な充実度が勝敗を分けることがとても多いです。

囲碁をされたことがない人にはピンとこないかもしれませんが、意外とデリケートなゲームなんです。

 

さて、十段戦に話を戻しまして・・・十段戦は5番勝負なので短期決戦です。

井山十段が連勝で一気にタイトル防衛に王手をかけるのか!?

それとも村川挑戦者が待望の1勝をあげるのか!?

 

気になる結果を早速見ていきましょう!

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井山十段の黒番中押し勝ち!!

結果は215手完、井山十段の黒番中押し勝ちでした。

棋譜と感想はこちら。

 

序盤から井山十段の積極的な打ち回しが印象的でした。

ギリギリまで踏み込んで相手の石に迫る、気迫を棋譜から感じました。

世界戦で勝つためにはここまで踏み込んで戦う必要があるのかと、驚かされてしまいます。

 

上辺の戦いで村川挑戦者に少し誤算があったようで、後手を引いてしまいポイントを奪われてしまいました。

しかし、下辺の戦いでは井山十段と真っ向からぶつかって、右辺と下辺のフリカワリに。

勝負は左辺の白のシノギ勝負という形に持っていきました。

 

最後は大コウの勝負となり、コウ材が多かった井山十段が勝利をもぎ取りました。

井山十段がどこまで読んでいたか分かりませんが、読みの深さと判断の明るさが光った1局だったと思います。

 

まとめ

これで井山十段が2連勝となり、タイトル防衛に王手をかけました。

 

ちょっと調べてみると、去年の秋の名人戦からタイトル戦16連勝中のようです!

日々勉では7大タイトル戦の結果を記事にしていますが、言われてみればここ最近、井山十段勝利!という記事しか書いていないような気がします。

トップ棋士ばかりを相手に16連勝とは・・・恐ろしい限りです。

本当に国内では敵無し状態が続いています。

 

しかし、日本の若手棋士も世界で結果を残しつつあります!

先日行われた第12回春蘭杯の1回戦で本木克弥八段が韓国の李世乭九段に勝利し、2回戦に進出しました。

李世乭九段は世界最強棋士の1人とされており、2016年にアルファ碁と初めて公式5番勝負を戦ったことでも有名です。

井山十段に続く若手棋士が世界の大舞台でドンドン経験を積んでもらいたいですね。

 

さて、十段戦は井山十段の2連勝となりました。

このまま一気に3連勝でタイトル防衛するのか!?

第3局が今から楽しみです!

注目の第3局は4月12(木)に長野県大町市「くろよんロイヤルホテル」で行われます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次の記事でまたお会いしましょう!

 

 

 

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過去のタイトル戦や古碁の棋譜は、こちらのページにまとめています。

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