読書してもすぐ飽きてしまう人は【目的】と【行動】を見直せばいい話

困る

読者しようと思ってもなかなか続かない…本を読んでインプットを増やしたいとは思うんだけど、途中で飽きちゃう…
飽きずに本を読んで、読書習慣をつけるコツとかあるのかな?

 

最近、読書を続けていまして、ジャンルを問わず毎日本を読んでいます。

読書を続けていると、よく見かける上のような悩みについて、原因のようなものも見えてきましたので、この記事で解決策を書いてみたいと思います。

 

結論から書くと、読書の目的と行動を見直せば解決します。

目的・・・何のために本を読んでいるのか?

行動・・・本を読んだ後、何をするのか?

この2つを明確にするだけで、読書が続くようになります。

 

本記事では、読書が続くようになる理由と、そのやり方を詳しく解説しています。

サクッと記事を読んで、実際に読書をしてインプット→アウトプットの流れを加速させていきましょう。

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読書しても飽きてしまう理由

 

先ほども書きましたが、解決法は読書の目的と行動を見直すことです。

 

といってもピンとこないと思いますので、今から1分だけ次のことを考えてみてください。

目的・・・何のために本を読んでいるのか?

行動・・・本を読んだ後、何をするのか?

 

・・

・・・

考えましたか?

意外とはっきり答えることができない人は多いのではないでしょうか。

実を言うと、私も以前までは明確に答えることができていませんでした。

 

しかし、目的と行動が明確になっていないと、いざ本を読み出しても続けるのは大変です。

逆に考えると、目的と行動がしっかり決まっていると、本を読むことが自然とできるようになり、読書習慣が身につくと言えます。

 

目的が決まると頭の中で勝手に読む理由を探し出す

人間の頭はよくできていて、目的がはっきりすると、勝手にそれを達成する理由を作り出そうとします。

 

例えば、

悩む

すごくおしゃれな洋服を見つけた!

けど値段が少し高い・・・

来月には買えるように今月は節約を頑張ろう。   

と決めたとします。

 

この場合、単に「節約」を目的にしてしまうとなかなか続きません。

しかし、「欲しい洋服を買うために節約をする」という目的にすると、続きやすいです。

 

その理由は、頭が勝手に洋服を買った後のことを想像するからです。

  • おしゃれな洋服を着て街を歩いている私、カッコいい!とか。
  • この洋服を着て友人のパーティーに行こう!とか。

脳がどんどん自分にとって都合のいい状況を探して洋服を買う理由を後付けしてくれます。

これがモチベーションとなって、結果的に節約が続けられるようになります。

 

行動に対する目的を明確にする、これは読書に限らず重要なことなので覚えておいて損はないと思います。

 

何かを手に入れた後の行動が決まっていると、人間はやる気になる

 

読書や勉強など、何かをした(手に入れた)後に自分がどうするか、が決まっていると人はモチベーションが高まります。

逆に、何も決まっていない状態だと、達成するメリットが感じられないので、どうしても続きにくくなり、「飽きる」という状況になってしまいます。

 

読書であれば、本を読んで得た知識をどんな形でもいいので、活かすのがいいと思います。

 

ノウハウ本や勉強用の本であれば、読んだ直後に実際に手を動かして試してみることがおすすめです。

本を読むだけで知識を詰め込むだけでは何にもなりませんからね。

得た知識は使ってみて、試してみて、初めて役に立ちます。

 

本を読むときは読みながら、「この内容を自分の生活の中でどう活かそうか?」と自問自答しながら読むといいと思います。

常に頭を使いながら読むので疲れますが、知識の定着率も上がりますし、本を読み終えた後すぐに行動に移せるというメリットがあります。

 

また、読書が飽きてしまうことを防ぐために、本を読み始める前にもある程度、読み終わった後の行動をイメージしておくといいですね。

「この本を読んだら、本に書いている内容を実践して、生活をよりよくするぞ!」と思うだけで、読書のモチベーションが高まります。

モチベーションが高くなると、やる気が続きやすくなるので、飽きにくくなります。

 

読書に飽きるのは見返りを知らないから

 

そもそも、どうして同じ読書をしても飽きてしまう人と、飽きずに読み続けられる人がいるのでしょうか?

 

それは、見返りを知っているのか知らないのか、に尽きると思います。

 

見返りがあると人間は続けられる

少し考えてみると分かると思いますが、人間は何かをするとき、自然に見返りを求めています。

中には見返りを求めない、無償の行為というのもあるかもしれませんが、ほとんどの場合、見返りがないと人間は動きません。

  • ゲーム・・・楽しい
  • 筋トレ・・・痩せたい、モテたい
  • 勉強・・・仕事で活かせる
  • 読書・・・新しい知識をインプットできる

どんな行為でも、それに対する見返りがあるから続けられます。

 

例えば筋トレする場合、いくら頑張っても痩せることができなかったり、筋肉が付かなかったりしたら、なかなか続かず途中でやめてしまうと思います。

ゲームも同じで、楽しくなかったら続きませんよね。

 

読書もまったく同じで、見返りを知っている人は続けることができます。

反対に読書からの見返りを受けたことがない人は、本を読んでどんな良いことがあるか知らないので、途中で飽きてやめてしまいます。

 

成功体験を積み重ねることで見返りを知ることができる

これを解決するには、どんなに小さくてもいいので本からの見返りを受けることが重要です。

 

・本を読んで、書いてあることを実践したらこんな良いことがあった。

・本を読んだおかげで、仕事で成果を出すことができた。

こういう成功体験を経験することで、本を読む見返りを体感することができ、それが読書に対するモチベーションにつながります。

 

本を読む → 本で得た知識を活用する → 何らかの成果が出る → 嬉しい → 違う本を読もうと思う → ・・・

この好循環が回り出すとしめたもの。

いつのまにか読書習慣ができあがり、本を読むことに抵抗がなくなってきます。

 

おまけ:どうしても飽きる場合は読みたい本だけを読む

最後に少しだけおまけを。

 

どうしても本を読んでいても飽きてしまい、読書が続かないという場合は、無理に読む必要はありません。

本当に読みたいと思える本だけを読めばいいです。

 

読書を生活に取り入れる

マンガでも、小説でも、ラノベでも。

活字を読むという行為に体を慣れさせるところからスタートしましょう。

まずは本を読むことを自分の生活の中に取り入れていきます。

 

で、徐々に自分に興味のあるジャンルの本へと手を広げていき、上で書いたように「目的」や「行動」を明確にして読書へつなげていきましょう。

自分に興味のあるジャンルであれば、目的や行動もハッキリしやすいというメリットもあります。

 

興味のあるジャンルが分からないという人は、少し大きめな本屋に行って「自分の一番好きなこと」「他人には負けない」という分野の本棚に行ってみましょう。

その本棚をザッと見渡して一番目についた本を読めばOKです。

 

読書の考え方が学べる本

最後に読書の楽しさを教えてくれる本を数冊紹介します。

読書が苦手な人向けに読書を進めるのもおかしな話ですが・・・汗

 

本の選び方、読み方、活かし方、楽しみ方をあらゆる角度から解説している1冊

本を読む楽しさ、メリットを分かりやすく解説してくれています。

本を普段読まない人から、読書家という人まで、ぜひ一度読んでもらいたい1冊です。

こちらの記事で書評を書いていますので、よかったらどうぞ。

» 「死ぬほど読書」本を読むということの本質を教えてくれました 【書評】

 

読書が頭にどういう影響を及ぼすのかがよく分かる1冊

脳科学者の立場から、読書と脳に関する影響を分かりやすく解説しています。

タイトルは小難しそうですが、実際はそんなことはなく、サクサク読める1冊でした。

こちらの本も書評を書いています。

» 「頭は『本の読み方』で磨かれる」 本の読み方が変わります【書評】

 

 

まとめ

読書を飽きずに続ける方法を簡単にまとめておきます。

 

POINT
  • 本を読む目的を明確にする
  • 本を読んだ後の行動を決める
  • 本からの見返りを知る
  •  【おまけ】自分の読みたい本を読んで、読書を生活に取り入れる

 

自分への投資というといろいろな種類がありますが、読書ほど簡単にできて効果が大きいものは無いと思います。

 

自分1人で経験できることはたかが知れています。

しかし、本を読むと過去から現代まで、数え切れない人がまとめた経験・思考・概念を簡単に得ることができます。

 

自分の中にたくさんインプットをすることで、思考の幅が広がり、アウトプットの量も質も上がってきます。

これからの社会は、インプットよりもアウトプットを重視する流れが強いので、読書を通じてインプット→アウトプットの習慣を付けておくといいですね。

アウトプットの方法はブログやツイッターなどのSNSが簡単でおすすめです。

 

読書もブログも同じですが、知識を得ても行動をしなければ意味がないので、この記事を読み終えたら、さっそく本を読んでみましょう。

まずは自分が読みたい本からでも大丈夫ですよ。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次の記事でまたお会いしましょう!

 

 

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