これでもうイライラしない!対人トラブルの解決法を紹介します!
今回は対人トラブルの解決法について書きたいと思います。
人は必ず他の誰かと関わり合って生きていますので、対人トラブルの悩みというのは尽きることがありません。
- 職場の同僚がメンバーで決めたことを守ってくれずに困っている
- 恋人と考えが合わなくてイライラする
- 隣に住んでいる人が夜中でも騒いでばかりで迷惑だ
このような経験は誰でも1度や2度はあると思いますが、こうした対人トラブルに巻き込まれると、精神的にとてもしんどいですよね。
どうすればこうした対人トラブルを解決することができるのでしょうか。
先に結論から書きますと、「相手に期待するだけ無駄」という話です。
他人の考え方を変えることは絶対にできませんので、相手に反応するのではなく、こちらからのアプローチを見直せば解決します。
仕事でもプライベートでも、対人トラブルで神経をすり減らすのはしんどいですよね。
どうしようもならないことには力を入れず、もっと生産的なことに時間を使った方が良い人生を送れると思います。
期待するからイライラする
そもそも対人トラブルはなぜ起こるのでしょうか。
- 職場の同僚がメンバーで決めたことを守ってくれずに困っている
- 恋人と考えが合わなくてイライラする
- 隣に住んでいる人が夜中でも騒いでばかりで迷惑だ
これは上で書いた例ですが、このようなことは生きているといくらでも起こり得ます。
対人トラブルがなぜ起きるか?
その答えは、自分の考え通りに行動してくれると相手に期待しているから、です。
対人トラブルは相手への期待から始まる
例えば、「隣に住んでいる人が夜中でも騒いでばかりで迷惑だ」というパターン。
これは、「夜中では周りの人に気を使って静かにするものだ」という自分の考えを相手に押し付けて、その通りに行動してくれるよう期待しているのです。
相手への期待が大きければ大きいほど、それが裏切られた時に大きなショックとなってイライラが発生します。
そのイライラが積み重なっていって、相手への文句となり、対人トラブルへと発展していきます。
つまり対人トラブルとは、相手への期待がすべての始まりなのです。
そもそも期待していないとどうなる?
では、相手への期待をしなければどうなるでしょうか?
隣の人が夜中にテレビを大音量で聞いていたらイライラしますよね。
しかし、大音量と同じくらい大きな音で雷がなっていたら、イライラするでしょうか。
雷の場合はどうすることもできないので、ほとんどの人はイライラしないと思います。
雷に静かにしてもらうことをそもそも期待していないということです。
これは少し極端な例ですが、このようにそもそも期待していないから何かあってもイライラしないというのは誰でも経験があると思います。
相手にも正義がある
少し視点を変えて、相手の立場になって考えてみましょう。
人には人の数だけ考え方があります。
同じように、人の行動にもそれぞれの理由があり、自分が間違っていると思って行動している人はほとんどいません。
周囲に迷惑をかけていたとしても、そこにはその人なりの理由があります。
そして、その人からするとその理由を理解しない人の方が「間違った人」となってしまいます。
先ほどの「隣に住んでいる人が夜中でも騒いでばかりで迷惑だ」というパターンの場合、隣の人は「友人が遊びに来ているのでゲームで盛り上がるのは当然」と考えているかもしれません。
そして、それを理解しないあなたの方がクレームを言ってくる間違った人と考えられているのです。
相手には相手なりの正義があるのです。
対人トラブルは言い分のぶつかり合い
世の中の対人トラブルは、ほぼ全てが正義と正義のぶつかり合いです。
そして、どちらにも言い分があるため、ほとんどの場合は穏やかに解決しません。
折れた方は自分の正義を否定してしまうことになるからです。
対人トラブルが厄介なのは、こうした理由があるからなんですね。
イライラしたらすでに負けている
対人トラブルはとても厄介なものです。
皆さんも経験があるかと思いますが、自分の主張を押し通して相手を妥協させたとしても、あまり良い気分はしませんよね。
相手に「お願いを聞いてもらった」といった罪悪感のようなものを感じてしまい、そのあとの関係性がギクシャクしてしまうことさえあるかもしれません。
かといって、相手の要望を飲み続けているとこちらが我慢を続ける必要があり、とても辛いです。
相手に自分の考えを伝えて、思い通りになってもスッキリしない。
何もしないと我慢し続ける必要がある。
どう転んでもいい結果にはなりそうにありません。
つまり、相手の行動に対してイライラした時点で、こちらの負けは決まっているのです。
コントロールできるものに力を入れる
では、対人トラブルはどのように解決すればいいのでしょうか?
結論はシンプルで「相手に期待しない」ということです。
今まで書いてきた通り、人は相手に対して期待するからイライラします。
そして、イライラするから自分の考えを相手に伝えて解決しようとします。
しかし、イライラした時点でその対人トラブルはすでに負けているというのもすでに説明した通りです。
だったら、初めから相手に期待しなければ対人トラブルは起きないということになります。
他人を変えることはできない
そもそも人間が他人の考えを変えるということはできません。
その人の考え方というのは生まれ育ってきた環境の中で、たくさんの要素が絡まり合って形成されるものです。
その考え方はちょっとした外部からの刺激程度では変わりません。
三つ子の魂百までということわざがありますが、まさにそれです。
「自分の考えと他人の考えはそもそも違う、そして、他人の考えを変えることもできない」と認識できると一気に楽になります。
なぜなら、考え方が違うので、相手に期待することがなくなるからです。
期待することがなくなれば、イライラすることがなくなり、対人トラブルも起きなくなります。
コントロールできるものを使って対人トラブルを無くす
色々と書いてきましたが、これが最後の解決法です。
対人トラブルの解決法は「相手に期待することをやめ、自分でコントロールできるものを探す」ということです。
他人の考え方は変えることはできませんが、周りには自分でコントロールできるものがたくさんあるはずです。
- 隣の部屋がうるさければ大家さんに文句を言う。
- 会社の同僚がルールを守らないなら、上司に相談する。
など、相手に直接働きかけずに問題を解決する方法が必ずあります。
その方法を探してアプローチすることで、自分の手を介さずにトラブルを解決することができるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
相手に期待しない生き方をするだけで、対人トラブルに関するストレスから解放され、無駄な消耗を避けることができます。
そして、自分でコントロールできるものを活用して根本的なトラブル解決をはかることで、ストレスの少ない人生を送ることができます。
人間はどうしても自分の常識を相手に押し付けてしまいがちです。
慣れるまでは「自分と相手は違うんだ」となかなか思えないかもしれません。
しかし、頭の片隅にでも「自分と他人は違う考え方の生き物」という言葉を置いておけば、ふとした時にきっと役に立つと思います。
他人に期待しなくなると、周りの言動でイライラすることが本当に減ります。
その結果、自分にとってより重要なことに力を入れることができるので、この考え方はとてもおすすめです!
ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
次の記事でまたお会いしましょう!
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