神社に参拝にする時にこれだけは心掛けたい3つのこと!!
いよいよ年末ということで、仕事納めをされた方も多いのではないでしょうか。
私も昨日で仕事納めということで、今日から休みに入っています。
年末年始は初詣に行かれる方も多いと思います。
初詣だけに限らず、安産祈願や合格祈願、七五三や恋愛成就と私たちは神様へお願いごとや感謝の気持ちを伝えるため、日常的に神社へ訪れますよね。
でもちょっと待ってください。
ただ神社に行ってお参りして、願い事を一方的に伝えて終わっているという方、いませんか?
実は神社への参拝には、作法とマナーがあります。
知っている人は自然とできますが、知らないとついついマナー違反をして神様に失礼をしているかもしれません。
私もいろいろと不安なところがありましたので、改めて調べてみました。
知っていることでも意味や由来を知ればもっと理解が深まりますからね。
この記事では神社の参拝方法で最低限守りたい3つのことを紹介します。
基本的なことばかりなので知っている人も多いかと思いますが、まずはこの内容は押さえておきましょう!
1.鳥居の前では必ず一礼をする
神社の鳥居は家で言うところの玄関になります。
私たち人間の世界でも他人の家の玄関を通る時は一言挨拶してから通りますよね。
神様の家の玄関を通るのに何も知らんぷりで素通りしてはいけません。
鳥居の前でしっかりと立ち止まり、一礼してから入りましょう。
一礼するといっても歩きながらペコリといった感じで軽くするのもよくありません。
これから参拝させていただきます、という気持ちを持ってしっかりと一礼しましょう。
また、鳥居の真ん中、というより参道の真ん中は避けて通りましょう。
参道の真ん中は神様の通り道と言われていますので、基本的に通らない方が良いとされています。
2.手水舎でしっかりと身体を清める
神社には手水舎(ちょうずしゃ)という手を清めるところがあります。
本殿で参拝する前に、必ずここで穢れを落としておきましょう。
神社の中は神聖な場所なので本来であれば全身を清めてから入る必要があります。
川や滝で身体を清める修行僧の人を見たことありますよね。
あれは修行という意味もありますが、神様に仕える身ということで心身を清めている意味があります。
私たち一般の人間が全員滝で身体を清めるわけにもいかないので、手水舎で手と口を清めるという風に簡素化されているのです。
人間は煩悩の塊であり、日々暮らしているだけでもたくさんの穢れを持っています。
神様の前に立つときくらいは、その穢れや汚れを落として清らかな身体になるようにしたいですね。
3.願いを言うのではなく日々の感謝を伝える
お参りする時に、「〜して下さい!」や「〜お願いします!」など、こちらからの希望や願いを言っていませんか?
お参り=願いを言う、と勘違いしている方が意外と多いように思います。
私たち人間の低俗な願いなんて神様は全て知っています。お見通しです。
願いを言いに行くのが目的ではないのです。
では参拝は何をすればいいのかというと、日々の感謝を神様に伝えることが目的です。
人間は1人では絶対に生きていけません。
家族、友人、仕事上の仲間・・・たくさんの人の支えがあって人は生きています。
その感謝の気持ちを神様に伝えればいいのです。
そして更に広い視点で見ると、生まれてきた事や今生きているという事にも感謝することができます。
こうした色々な感謝の気持ちを持って参拝することが大切です。
加えて謙虚な気持ちがあると更に良いですね。
神様は傲慢な人間を嫌い、謙虚な人間を好むと言われています。
また、参拝時の作法でもいくつか注意点がありますので簡単にまとめておきます。
お賽銭は静かに入れる
賽銭は神様への献上物ですので投げ入れるのは失礼にあたります。
そっと賽銭箱に入れましょう。
鈴を鳴らす時はそれほど大きな音じゃなくてもいい
鈴を鳴らす目的は鈴の音で邪気を払うことと言われています。
なので、自分に聞こえる程度の音で問題はありません。
二礼二拍手一礼が基本
深いお辞儀を2回、しっかりと音を出して2拍手、お祈りをして、最後に軽く1礼。
これが基本の作法です。
ただし出雲大社のように「二礼四拍手一礼」という神社もありますので、注意して下さいね。
基本的な神社は二礼二拍手一礼と覚えておけば間違いありません。
まとめ
いかがでしょうか。
神社への参拝方法をしっかり身につけておくといざという時に役立ちそうです。
調べ出すと色々な作法があって難しくなってしまいますので、まずはこの記事で紹介している基本的な作法を身につけるといいと思います。
年末年始に初詣に行かれる際には少し気にしてみて下さいね。
神社に行くときくらいは煩悩にまみれた気持ちではなく(笑)、清々しい気持ちで日々の感謝を伝えられるようになりたいものです。
私も願い事はグッと胸の奥底にしまって、日々支えてくれる家族への感謝の気持ちを持って参拝するようにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
次の記事でまたお会いしましょう!
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