井山本因坊が4連勝で6連覇達成!!【第72期本因坊戦】
6月15日、16日と「第72期本因坊戦第4局」が行われました。
井山本因坊の3連勝で迎えたこの第4局。
4連勝でストレートの防衛を果たすのか、本木挑戦者が初白星を上げて第5局以降に望みを繋ぐのか。
注目の結果はどうだったのでしょうか!?
早速見ていきましょう!
井山本因坊の白番中押し勝ち!4連勝でタイトル防衛!
結果は井山本因坊の白番中押し勝ちでした。
4連勝でタイトル防衛です!
棋譜はこちら。
昨日の記事で書いた封じ手予想は見事に外れました。
ちなみに級位者である私の奥さんは、封じ手でハネを予想していました。
これからは奥さんの意見もしっかりと取り入れていきたいと思います笑
この第4局もそうですが、シリーズを通じて井山本因坊の打ち回しが冴えていたように感じました。
タイトル戦初挑戦だった本木八段が力を出し切れなかった感もありますが、それ以上に井山本因坊の充実ぶりが伺えます。
日本のトップに君臨してからもう結構経ちますが、まだまだ井山一強時代は続きそうです。
どの棋士も井山本因坊の対策を研究していると思うのですが、それでも打ち崩すことができないというのは本当にすごいですね。
本番での勝負強さ、力強さがずば抜けているのでしょう。
本木挑戦者にとっては今回は残念な結果に終わりました。
しかしまだ21歳。
これから何度もタイトル戦に出てくる棋士だと思います。
次はもっといい碁を大舞台で見せてくれることを期待したいです。
まとめ
本因坊戦は終わりましたが、来週6月22日(木)からは「第42期碁聖戦」が始まります。
井山裕太碁聖 対 山下敬吾挑戦者 の対決です。
久しぶりの山下九段の番碁ですし、こちらも楽しみです!
また、井山本因坊は唯一タイトルを持っていない名人戦リーグでも首位を走っていて、挑戦者まであと少しです。
仮に碁聖戦も防衛して名人戦の挑戦者に名乗りを上げたとすれば去年以来の7冠がまた視野に入ってくることになります。
もし7冠を再度達成するなんてことになれば、これはすごい快挙です。
一度6冠に後退してから7冠になるということは、その間のタイトル戦は全て防衛に成功していることになります。
そして持っていないタイトル戦の挑戦者になって、そのタイトルを奪取する必要がありますので、とても長く大変な道のりです。
井山本因坊はこの険しい道をもう7合目くらいまで登っています。
頂上まで登るきることができるのか!?
名人戦リーグの状況もしっかりチェックしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
次の記事でまたお会いしましょう!
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