意外と答えられない!?あじさいの色はどうやって決まるの??

2018-06-27

あじさい

先週は日本各地で梅雨入りが発表されました。

 

梅雨はジメジメしてあんまり好きではありません・・・。

特に私は通勤で自転車を使っているので、朝から雨が降っていたら大変です。

 

しかし、四季折々でいろいろ楽しむことができるのが日本のいいところ。

梅雨には梅雨ならではの楽しみ方もあります。

日常の些細なことで楽しみを見つけられるようになると、もっと人生が楽しくなるといつも考えています。

 

梅雨といえば紫陽花(あじさい)が有名ですよね。

私の家の周りでも道ばたにあじさいがたくさん咲いています。

 

ところで、あじさいの花の色は「赤」や「青」など色々ありますが、その色ってどうやって決まるかご存知ですか?

恥ずかしながら私はそれぞれ色の品種があるのだとずっと思い込んでいました。

そう思って生きている人、きっとたくさんいると思うんです!

同じ花で育つ環境によって花の色が変わるなんて、普通思わないですよね。

 

しかし、実は違うんです!

あじさいの花の色が変わる理由がちゃんとあるのです。

・・・良かった。息子に間違った情報を教える前に知ることができて・・・笑

 

ということで、今回はあじさいの色の違いに調べてみたので書いてみたいと思います。

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道端のあじさいを撮ってみた

家の周りをぐるっと歩いてみると赤色や紫色、白色といったさまざまな色のあじさいが咲いていました。

 

赤色のあじさい。

はっきりした色でとても綺麗です。

あじさい

 

紫色のあじさい。

この色があじさいのイメージに一番近いでしょうか。

これもとても綺麗な色です。

 

白色のあじさい。

こんな色のあじさいがあるなんて初めは知りませんでした。

家の近くはこの色のあじさいが多いです。

あじさい

 

本当に色とりどりの花があります。

では、あじさいの花の色はどうやって決まるのでしょうか?

 

色はどうやって決まる?

先に結論から書くと、あじさいの花の色は植えられている土の酸度によって決まります。

 

土壌が酸性の場合は「青色」に、中性〜弱アルカリ性の場合は「赤色」に発色します。

これは土の中のアルミニウムが花に吸収されて、アントシアニン色素と結合して発色するからだそうです。

 

アルミニウムが吸収された場合は「青色」になり、逆に吸収されなかった場合は「赤色」になります。

 

酸性の土壌ではアルミニウムがよく溶けるため、あじさいに吸収されやすくなり「青色」に、アルカリ性の土壌ではアルミニウムが溶けにくいため、あじさいに吸収されず「赤色」になるという仕組みです。

 

また、白色のあじさいは元々アントシアニン色素を持っていない個体のようで、土壌の酸度に関係なく「白色」で咲くそうです。

 

あじさいは別名が「七変化」、花言葉が「移り気」です。

同じところに植えているあじさいでも毎年微妙に色が違う花が咲くなど、見る人を楽しませてくれる花ですね。

 

また、生産農家の方は土壌の酸度をコントロールして、綺麗な色の花を咲かせようと日々調整されています。

花屋の店頭では同じ品種のあじさいでも綺麗な赤色と青色の2色が並んでいるのはそういう理由だったんですね。

 

まとめ

あじさいの花の色がどうやって決まるのか、分かっていただけましたでしょうか

土壌の酸度によって花の色が変わるなんて、不思議で面白いですね。

これからあじさいの花を見る時は今までと違う目線で見て楽しむことができそうです。

 

花とかにはあまり興味がない人生を送ってきましたが、こうして色々調べてみると新しい発見があって面白いです。

あじさいだけでなく他の花にも日頃から関心を持ち、疑問点などが浮かべばしっかりと調べていきたい思います。

 

これで息子がもう少し大きくなって、不意にあじさいの色について質問されても、安心して答えることができそうです。

答えられなくて親父のプライドが傷つくとかそういう話ではなく、間違った情報を教えてしまうのが怖いです。

子供は大人が思っているよりも、親が言ったことを覚えているものですから。

親である私が、できる限り正確な情報を知った上で、一緒に「考える」習慣を子供に付けていってあげたいです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次の記事でまたお会いしましょう!

 

 

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