投稿者: へいぞう

  • ミニスーパーファミコン、ようやく手に入れました!今更ながら紹介します!!

    ミニスーパーファミコン、ようやく手に入れました!今更ながら紹介します!!

    10月5日に任天堂より発売された「ミニスーパーファミコン」。

     

    皆さんはもう手に入れましたか?

     

    私はこんな記事あんな記事を書いて、手に入れる気満々だったのですが・・・

    発売日当日には手に入れることができませんでした涙

     

    ネットはどこも売り切れ。

    店舗に行ってみても近くの電気屋などはどこも売り切れでした。

     

    もう少し商品が市場に出回るまでは厳しいかな〜と、半分あきらめていました。

     

    そんな中、この前の土日に所用で広島へ行くことに。

    駅前に新しく蔦屋家電が出来ていたので、ミニスーファミが置いていないか見に行ってみると・・・

     

    なんと、在庫がありました!!

    もちろん即購入。

     

    さすが広島。

    やはり今勢いのある県は一味違います。

     

    販売日から10日ほど遅れましたが、何とかミニスーパーファミコンゲットです。

    もう二番煎じどころじゃありませんが、簡単に紹介したいと思います。

    (さらに…)

  • 【第42期囲碁名人戦第5局 】井山挑戦者の黒番中押し勝ちで名人奪取!そして2度目の七冠!!

    【第42期囲碁名人戦第5局 】井山挑戦者の黒番中押し勝ちで名人奪取!そして2度目の七冠!!

    10月16日(月)、17日(火)に「第42期名人戦第5局」が行われました。

     

    1日目の感想や封じ手予想は前回の記事をご覧ください。

    封じ手の局面は左上の黒の大石がどう落ち着くのかがポイントの局面でした。

    私個人の感想では井山挑戦者の方が苦しいような気がしていたのですが、結果的には想定通りの進行だったのかもしれません。

     

    高尾名人もカド番というプレッシャーを全く感じさせない打ち回しを見せており、充実ぶりが伺えました。

     

    井山挑戦者が4連勝で名人位を奪取し、自身2度目となる七冠復帰を果たすのか!?

    それとも高尾名人が意地の2勝目を上げて、第6局に望みをつなぐのか!?

     

    気になる結果を早速見ていきましょう!

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  • 【第42期囲碁名人戦第5局 】1日目の序盤からお互い譲らない大激戦!封じ手予想します!!

    【第42期囲碁名人戦第5局 】1日目の序盤からお互い譲らない大激戦!封じ手予想します!!

    本日、10月16日は「第42期名人戦第5局」の1日目が行われました。

    場所は静岡県熱海市にある旅館「あたみ石亭」です。

     

    井山挑戦者が1敗のあと3連勝で迎えたこの第5局。

    とうとう名人奪取、そして七冠復帰まであと1勝まで来ました。

     

    →第1局の結果と感想はこちら

    →第2局の結果と感想はこちら

    →第3局の結果と感想はこちら

    →第4局の結果と感想はこちら

     

    ハードスケジュールの中、平行で打たれている天元戦でも幸先よく先勝を収め、本当にどの棋戦でも圧倒的な強さを見せつけています。

    →一力七段を挑戦者に迎えている第43期天元戦第1局はこちら

     

     

    高尾名人はカド番です。

    井山挑戦者から3連勝するというのはとても難しいとは思います。

    しかし追い詰められることで、変なプレッシャーが抜けて自分の碁だけに集中できる可能性もあります。

    逆に井山挑戦者の方がプレッシャーがかかり、自分の碁が打てないという可能性もあるかもしれません。

     

    囲碁は棋力の差よりもはるかに精神的な充実度合いが勝負に影響すると思います。

    周りから受けるプレッシャーに負けず、自分の碁に集中できる精神力が問われる1局になりそうです。

     

    それでは、早速1日目の感想と封じ手予想をしてみたいと思います!

    (さらに…)

  • 【第43期囲碁天元戦第1局 】井山天元が先勝!一力挑戦者も積極的な打ち回しで大熱戦となりました!!

    【第43期囲碁天元戦第1局 】井山天元が先勝!一力挑戦者も積極的な打ち回しで大熱戦となりました!!

    10月11日に「第43期天元戦第1局」が行われました。

     

    現在、天元のタイトルを持っているのは「井山裕太天元」。

    現在2連覇中で3連覇をかけてのタイトル戦です。

     

    対する挑戦者は「一力遼七段」。

    初の七大タイトル獲得を目指し、井山天元に挑みます。

     

    一力挑戦者は去年の天元戦でも挑戦者になっており、その時は井山天元の3勝1敗で退けられています。

    まだ若干20歳の一力挑戦者、今後も数多くのタイトル戦に出てくることでしょう。

     

    ちなみに10月20日から始まる第66期王座戦も挑戦者は一力七段です!

    井山六冠とは天元戦と王座戦を合わせて10番碁を戦うことになりますね。

    一体どんな結果になるのか・・・今からとても楽しみです。

     

    注目の第1局、結果はどうだったのでしょうか!?

    早速見ていきましょう!

    (さらに…)

  • エッグスンシングスのディナーに行ってきたので感想を書きます!

    エッグスンシングスのディナーに行ってきたので感想を書きます!

    ららぽーとエキスポシティにはエッグスンシングスが入っているのですが、今までカフェでの使用ばかりでディナーでは行ったことがありませんでした。

     

    →以前にエッグスンシングスに行った時の記事はこちら

     

    今回、夜に行く機会がありましたので行ってみた感想を書いてみます。

    毎度のことながら、1歳の息子連れなので同い年くらいのお子さんがいる方にも参考になれば良いかなと思います。

    (さらに…)

  • 囲碁の棋譜【本因坊秀策】感想を書いてみる〜その11

    囲碁の棋譜【本因坊秀策】感想を書いてみる〜その11

    当時の本因坊家当主、本因坊丈策との1局です。

    丈策は第13世本因坊で、第11世本因坊元丈の実子です。

     

    先代の丈和や跡目の秀和に比べると知名度が少し低いですね。

     

    丈策の有名なエピソードといえば、以下の話があります。

    井上家の玄庵因碩が名人碁所を臨んだ際に、跡目の秀和を争碁の相手として送り、秀和が勝ったことで玄庵因碩の名人就位を阻止しました。

    本来は本因坊家当主である自分が争碁を打つべきだったのでしょうが、棋力で劣ると判断して秀和を送ったと伝えられています。

     

    井上家、玄庵因碩からすると憎き相手でしょうが、当時の家元は名人位を巡って文字通り手段を選ばない方法で争いが繰り広げられていました。

    そこには囲碁だけではない、人間味あふれるドロドロした戦いも多くあったとされています。

    機会があればそうした話も書きたいですね。

     

     

    さて、この碁は秀策との2子局です。

    大阪遠征で中川順節に2子で4連勝した秀策少年。

     

    当主である丈策との対局はどうだったのでしょうか。

    早速対局を見ていきましょう!

     

     

    秀策が何とか逃げ切った1局でした。

    丈策も序盤から巧みに打ち回し、コウを絡めて差を着実に詰めていった印象です。

     

    しかし、最後はしっかりと秀策が4目残したことで、丈策も秀策の力を改めて認めたことでしょう。

    跡目に秀和、その下に秀策という天才がいることで、この先の本因坊家の安定と繁栄を確信していたかもしれませんね。

     

    丈策はあまり有名な棋士ではありませんが、棋譜を見る限りでは決して弱いわけではなく、準名人(八段)である本因坊元丈の実子というのは伊達では無いと思います。

    病弱であったと言われており、七段という段位で終わってしまったのが勿体無いですね。

     

    また、囲碁だけでなく学識にも優れ、棋界一の博識であったとされています。

    文人でもあり、本因坊知伯から本因坊元丈の代までの本因坊家の打碁65局を収めた「古今衆秤」という棋書を発行したことでも有名です。

     

     

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  • 囲碁の棋譜【本因坊秀策】感想を書いてみる〜その10

    囲碁の棋譜【本因坊秀策】感想を書いてみる〜その10

    その7その8その9に引き続き、中川順節との4局目です。

     

    ここまでは秀策が3連勝で、内容的にも圧倒しています。

    2子ではとてもじゃないが手に負えないと順節も痛感していたかもしれません。

     

    秀策が4連勝をかざるのか、それとも順節が意地の1勝を返すのか!?

    早速対局を見ていきましょう!

     

     

    秀策強し・・・

    この碁も秀策の完勝でした。

     

    前局では簡明に打って手堅く勝ち切った印象でしたが、この碁は相手を力でねじ伏せる勝ち方でした。

    置き石の力に頼らず、ガップリ組み合っても力負けしていないことを証明しましたね。

     

    秀策の代名詞である「読みの鋭さ」や「手の厳しさ」というのは10歳ちょっとの少年時代から十分片鱗を見せているように感じました。

    特にこの碁の内容はとても力強く、相手を一気に叩き潰した感じです。

    中盤での手筋の応酬など、とても勉強になる内容でした。

     

    プロの碁は難しくて、棋譜並べをしても分からないという声をよく聞きます。

    確かに私も分からないことばかりです。

     

    しかし何度も並べていることで、何となくですが「こういう目的でここに打ったのかな?」とか「この場面ではこういう風に打つのが良いのか」など、自分なりの発見が出てきます。

    この発見が言い換えると成長ということです。

     

    自分の知らない考え方や打ち方(手筋)を吸収することで棋力は向上していきます。

     

    そして吸収した内容を実戦で試してみる。

    もちろん始めは上手くいかないことばかりでしょう。

    しかし失敗した内容を自分なりに反省し、どこが悪かったのかを認識することで同じ失敗を繰り返さないようにできますよね。

     

    棋譜並べでプロの考え方や打ち方を吸収する → 実戦で試してみる → 結果を振り返る

     

    このサイクルを繰り返すことで確実に強くなっていきます。

     

    棋譜並べが面倒だと思っている方も、是非1度やってみてください。

    プロの碁であればどれを並べても大差はないです。

    気に入った碁があればそれを何度も繰り返し並べてみるのも良い勉強法だと思います。

     

    話がだいぶ逸れちゃいましたね汗

     

     

    秀策に話を戻しまして・・・

    この碁に勝って秀策が圧巻の内容で順節に4連勝しました。

    本因坊家に神童がいるという噂は全国に轟いたことだと思います。

     

    秀策はこの碁の後、大阪を離れ江戸に戻ったと言われています。

    当時はこうした地方への移動の際に、各地の強豪たちと対局することが多かったようです。

     

    ネットなんて無い時代ですからね。

    地方にいる棋士からすれば江戸のトップ棋士と対局できる機会なんて、人生で1度あるかないかという世界です。

    そう考えると、今よりもはるかに1局1局を大切に打っていたんでしょうね。

     

    当時の棋士たちが持っていた囲碁に対する姿勢、熱意というのは忘れないようにしたいと思います。

     

    なんか、脱線ばかりの記事になってしまいました笑

     

     

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