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  • 井山九段、惜しくも世界戦準優勝!韓国の朴九段がワールド碁チャンピオンシップ2連覇!

    井山九段、惜しくも世界戦準優勝!韓国の朴九段がワールド碁チャンピオンシップ2連覇!

    3月17日(土)〜19日(月)に「ワールド碁チャンピオンシップ2018」が日本で開催されました。

     

    前回優勝者の朴廷桓九段(韓国ランキング1位)

    井山裕太九段(日本ランキング1位)

    柯潔九段(中国ランキング1位)

    申眞諝八段(韓国ランキング2位)

    王元均八段(中華台北ランキング1位)

    山下敬吾九段(日本ランキング4位)

     

    の計6名で世界一を争うこの大会。

    日本主催の数少ない国際棋戦です。

    今年で2回目の開催で、去年は韓国の朴廷桓九段が優勝しました。

     

    決勝戦は日本の井山九段対韓国の朴九段の組み合わせ!

    今年2月に行われたLG杯に続いて、井山九段の世界戦優勝に期待がかかります。

    もちろん相手は世界トップ棋士の一人、朴九段なので一筋縄ではいきませんが・・・

     

    それでは早速結果を見ていきましょう!

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  • 【第56期囲碁十段戦第1局 】井山十段が先勝!難しい戦いを制して3連覇に向けて好スタート!!

    【第56期囲碁十段戦第1局 】井山十段が先勝!難しい戦いを制して3連覇に向けて好スタート!!

    3月6日に「第56期十段戦第1局」が行われました。

     

    現在の十段は七冠王の「井山裕太十段」。

    対する挑戦者は「村川大介八段」です。

    村川挑戦者は関西棋院所属の27歳で井山十段の1歳年下になります。

    11歳10ヶ月でプロになり、入段当初から井山十段とともに関西碁界、囲碁界全体を盛り上げてきました。

     

    2014年には当時の井山王座に挑戦し、見事タイトル奪取を果たしています。

    この記事を書いた2018年3月時点ですが、井山十段の年下でタイトルを奪取した唯一の棋士です。

    現在の日本には井山十段という厚い壁がありますが、本来はもっとタイトル戦に出てきて活躍してもおかしくない棋士だと私は思っています。

     

    同じ関西出身であり年も近いということで、お互い手の内は知り尽くした中でしょうが、その分、お互い負けたくないという気持ちが強いのではないでしょうか。

    短期決戦の五番勝負、先勝して流れを掴むのはどちらだったのか!?

    早速見ていきましょう!

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  • 【第42期囲碁棋聖戦第4局 】井山棋聖が完勝で4連勝!棋聖を防衛し6連覇達成です!七冠も保持しました!

    【第42期囲碁棋聖戦第4局 】井山棋聖が完勝で4連勝!棋聖を防衛し6連覇達成です!七冠も保持しました!

    2月15日(木)、2月16日(金)に「第42期棋聖戦第4局」が行われました。

     

    1日目の感想や封じ手予想は前回の記事をご覧ください。

    3連敗で後がない一力挑戦者ですが、序盤から積極的に仕掛けてすぐに難解な戦いに突入しました。

    第3局までも一力挑戦者が早めに仕掛ける展開が多かったので、よく似た展開となりましたが、井山棋聖は戦いを避けることは滅多にありません。

    この碁も封じ手の場面ではちょうど戦いの真っ最中という局面です。

     

    井山棋聖が4連勝で見事タイトル防衛を決めるのか!?

    一力挑戦者が何とか踏みとどまって1勝を返すのか!?

    気になる結果を早速見ていきましょう!

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  • 【第42期囲碁棋聖戦第4局 】1日目から激しい競り合いで勝負所となりました!封じ手予想します!!

    【第42期囲碁棋聖戦第4局 】1日目から激しい競り合いで勝負所となりました!封じ手予想します!!

    2月15日は「第42期棋聖戦第4局」の1日目が行われました。

    場所は岩手県大船渡市にある「 大船渡市民文化会館 」です。

     

    棋聖戦はここまで井山棋聖の3連勝で防衛に王手をかけています。

    →第1局の結果と感想はこちら

    →第2局の結果と感想はこちら

    →第3局の結果と感想はこちら

     

    一力挑戦者としては何とか1勝を返して、流れを掴みたいところです。

     

    第3局との間では井山棋聖、一力挑戦者ともに世界戦での手合いがありました。

    井山棋聖はLG杯決勝三番勝負。

    一力挑戦者はCCTV賀歳杯日中韓新春争覇戦です。

    ともに結果は残念でしたが、世界の強豪と対局できたことで大きな刺激を受けたのではないでしょうか。

     

    それにしても両対局者、忙しいですよね。

    特に井山棋聖は国民栄誉賞の受賞や天元就位式などもあり、本当に多忙です。

    この棋聖戦に向けたコンディションの調整が難しいと思いますが、しっかり結果を出しているのがすごいと思います。

     

    さて注目の第4局、一力挑戦者がカド番を跳ね返すことができるのか!?

    1日目からとても激しい戦いの碁となりました。

     

    早速、感想と封じ手予想をしていきたいと思います!

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  • 【LG杯決勝三番勝負】井山裕太九段、惜しくも世界戦準優勝!感動をありがとう!!

    【LG杯決勝三番勝負】井山裕太九段、惜しくも世界戦準優勝!感動をありがとう!!

    2月5日から2月8日の日程で、国際棋戦の第22期LG杯決勝戦が東京の日本棋院で行われました。

    決勝戦は三番勝負で5日に第1局が、7日に第2局、そして8日に第3局がそれぞれ打たれました。

    三番勝負というのは、先に2勝した方が勝ちというルールです。

    去年に行われた予選の結果、決勝戦の組み合わせは日本の井山裕太九段 対 中国の謝爾豪五段です。

     

    実は囲碁の国別強さランキングでは、日本は現在3位なのです。。。

    ここ10年近く、中国と韓国がずっとトップを争っており、その次に日本が来るという構図です。

    日本では七冠を達成し、国内敵無しの井山九段でも世界のトッププロ相手では中々勝つことができないのが現状です。

    今回、井山九段が世界戦のLG杯で決勝に進出したというのは、それだけでもとても快挙でして、日本囲碁界では悲願の世界戦優勝なるか!!と、とても注目を集めています。

    ちなみに主要な世界戦での日本の優勝は、同じくLG杯で13年前に張栩九段が優勝して以来遠ざかっています。

     

    もちろん井山九段のプレッシャーは本当に大きいと思います。

    しかし井山九段はずっと世界戦で結果を出したいと言っていましたので、ようやく巡ってきたこのチャンスをしっかり掴んでもらいたいですね!

     

    ちなみに今回は対局内容の感想は書いていません。

    内容があまりにも難しいというのと、単純に書く時間が無いというのが理由です。

    時間ができたら感想も更新するかもしれませんが、本当に内容が難しいので並べて勉強するだけでもとても時間がかかりそう・・・

    ではとりあえず、決勝戦三番勝負の結果を見ていきましょう!

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  • 【第42期囲碁棋聖戦第3局 】井山棋聖が大激戦を制し3連勝!棋聖防衛、七冠堅守に王手をかけました!!

    【第42期囲碁棋聖戦第3局 】井山棋聖が大激戦を制し3連勝!棋聖防衛、七冠堅守に王手をかけました!!

    1月31日(水)、2月1日(木)に「第42期棋聖戦第3局」が行われました。

     

    1日目の感想や封じ手予想は前回の記事をご覧ください。

    序盤早々から激しい戦いになったこの第3局。

    黒の一力挑戦者がそういう展開に持っていった感じはありますが、白の井山棋聖も堂々と受けてたち、封じ手の場面はちょうど戦いの真っ最中という局面です。

     

    そう簡単に戦いが終わるような雰囲気では無いので、このままドンドン戦いが大きくなると予想していましたが・・・

    どんな展開になったのでしょうか!?

     

    一力挑戦者が待望の1勝を勝ち取り、反撃の狼煙をあげるのか!?

    それとも井山棋聖が3連勝と棋聖防衛に王手をかけるのか!?

    気になる結果を早速見ていきましょう!

    (さらに…)

  • 【第42期囲碁棋聖戦第3局 】お互い一歩の譲らない激しい進行の1日目!封じ手予想します!!

    【第42期囲碁棋聖戦第3局 】お互い一歩の譲らない激しい進行の1日目!封じ手予想します!!

    1月31日は「第42期棋聖戦第3局」の1日目が行われました。

    場所は長崎県西海市にある「オリーブベイホテル」です。

     

    棋聖戦はここまで井山棋聖の2連勝となっています。

    →第1局の結果と感想はこちら

    →第2局の結果と感想はこちら

     

    私のような素人から見ると、内容では決して負けているようには思えないのですが、一力挑戦者の1勝がとても遠いですね。

    それだけタイトル戦での井山棋聖の勝負強さがすごいということでしょうか。

    勝手な想像ですが、碁盤を挟んで座るとオーラが強烈なんでしょうね。

     

    第2局は比較的穏やかな進行の1日目でしたが、この第3局は一転とても激しい碁になりました。

    一力挑戦者は黒番だと厳しい展開に持ち込むことが多いようですね。

     

    それでは、早速1日目の感想と封じ手予想をしてみたいと思います!

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