【第43期囲碁天元戦第3局 】井山天元が3連勝でタイトル防衛!一力挑戦者を力でねじ伏せました!!

11月24日に「第43期天元戦第3局」が行われました。

 

平行で行われていた王座戦では3連勝で一気にタイトル防衛を決めた井山天元。

この天元戦でも2連勝と勢いに乗っており、一力挑戦者としてはまずは1勝をあげて流れを変えたいところです。

→天元戦第1局の棋譜と感想はこちら

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→王座戦第2局の棋譜と感想はこちら

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七冠復帰、LG杯決勝進出、王座防衛と、ここ最近勝ちっ放しの井山天元。

碁の内容を見ていても本当に充実しているのを感じます。

 

一力挑戦者も王座戦、天元戦と碁の内容は決して井山天元に劣っているとは思わないのですが・・・

最後の最後で井山天元が勝利を掴むところを見ると、勝負強さ・勝ちへの執念といったところでまだ井山天元の方が1枚上手ということなんでしょうか。

 

井山天元が3連勝で一気にタイトル防衛を決めるのか!?

それとも一力挑戦者が待望の1勝をあげて流れを変えるのか!?

注目の第3局、早速結果を見ていきましょう!

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井山天元の黒番中押し勝ち!!

結果は171手完、井山天元の黒番中押し勝ちでした。

棋譜と感想はこちら。

 

井山天元強し・・・

 

左下で始まった戦いが最後まで続く、終始戦いの碁でした。

お互い眼がはっきりしない石を抱えての競り合いで、本当に神経を使う難しい戦いだったと思います。

私では一手一手の意味なんてほとんど分かりませんが、両者とも手筋を駆使して攻防を繰り広げており、本当に勉強になる内容だったと思います。

 

途中は一力挑戦者のペースかと思った場面もあったのですが、最終的には井山天元が一力挑戦者の大石を取ってしまって勝負を決めました。

井山天元が読みと判断で一力挑戦者を上回った印象です。

 

コウが絡むと井山天元は無類の強さを発揮するイメージがありますね。

少し前では張栩九段もコウがとても強い印象でしたが、両者に共通して言えることは、コウの価値を正確に判断している、ということだと思います。

コウだけに限らず、一手一手の価値や局面ごとの優劣の見極めなど、総合的な判断力がとても優れていると感じます。

 

攻めるのか守るのか、厚みを取るのか地を取るのか、囲碁の永遠のテーマとも言える問題ですが、その判断を正しくできることが強さにつながるのでしょうね。

この碁は特に井山天元の判断力、そして力の強さが光った1局だったと思います。

 

まとめ

王座戦に続き、天元戦も井山七冠の3連勝で幕を閉じました。

一力挑戦者との10番碁も怒涛の6連勝で勝利をおさめたことになります。

 

一力挑戦者からすると流石に苦手意識を持ってもおかしくない結果です。

来年から始まる棋聖戦の挑戦手合に向けて、気持ちを切り替えて準備を整えて欲しいですね。

 

まだまだ若い一力挑戦者です。

今は井山七冠という強大な壁に跳ね返されたとしても、いつかその壁を超えて日本、そして世界のトップに立ってくれると思います。

 

もちろん他の若手棋士もその座を虎視眈々と狙っています。

ポスト井山七冠をめぐる戦いはこれからドンドン激しさを増すと思いますが、その戦いが日本のレベルを上げることにつながります。

国内の底上げをしっかりとして、世界で戦える棋士が育ってもらえれば嬉しいですね。

 

井山天元はこの天元防衛により、今年の7大タイトル戦を全て制しました。

そしてNHK杯も優勝したため、今年の獲得タイトルは8つになり史上最多記録を更新しました。

 

将棋界では藤井四段が今でも注目を浴びていますが、囲碁界でも井山七冠を中心に大記録がたくさん達成された1年でした。

あまりマスコミに取り上げられないのが寂しいですが、過剰に取り上げられるのもどうかと思うのであまり気にしないようにします笑

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次の記事でまたお会いしましょう!

 

 

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