囲碁の棋譜【本因坊秀策】感想を書いてみる〜その5

江戸時代を代表する大棋士、本因坊秀和の登場です!

江戸後期から明治にかけて活躍した囲碁棋士で、14世本因坊です。

 

囲碁四哲の一人とされ、名人にはなれなかったものの実力は名人にも劣らないと言われています。

ちなみに囲碁四哲の残りの3人は本因坊元丈、安井知得、玄庵因碩です。

 

秀策ともたくさん対局していますので、これからたくさん紹介することになると思います。

この対局当時は秀策11歳、秀和20歳で、これからの本因坊家を担う2人の天才による対局になります。

 

 

本当に大熱戦でした。

 

伊藤松和との3子局でもそうでしたが、やはり中盤までは白がうまく打ち回して差を詰めています。

しかし秀策はあっさり土俵を割らずしっかりとリードを守れているところがすごいです。

相手はあの秀和ですからね・・・

 

この碁は秀和が形勢不利と感じて中盤に勝負手を放って大コウの大事件が起きました。

普通こんな乱戦に持ち込まれると上手が一気に押し切ってしまうものですが、11歳の秀策少年は動じずにキッチリ1目勝ちをおさめています。

本当にすごいの一言で、秀策が天才と言われる理由がなんとなくわかった気がします。

 

秀和の勝ちにこだわった本気の打ち回しと、それを真正面から受け止めた秀策の技。

本当に見ごたえたっぷりで、何度並べても勉強になる1局です。

 

 

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